いつかまたね交点の先で(AAA名古屋キロク chapter 1)

振り返ってみると、2014年は自分史上哀しいほど嵐運がない年だった。

ワクワクは日程的にも厳しかったしムスメが行かなくていいというのでエントリーせず、ピカ☆★☆ンチ東京上映は早々に諦めた。
15周年はまさかのハワイ。札幌〜羽田ですら泣きそうなほど飛行機嫌いな私に行けるわけがない。いや、それ以前に資金もパスポートもない。
待望の国内パブリックビューイングは一次二次ともに外れ、スクリーン越しにですら観ることは叶わず、各所で綴られる大盛り上がりのレポを見るのが辛かった。
 
国内ツアー、相変わらず〆日と土曜出勤日の関係でエントリーできる日がごくわずか。
厳選して申し込むもムスメ共々落選。
ピカ☆★☆ンチ地方上映に歓喜するも、一番近い名古屋は東京Dと丸かぶりで念の為回避。 
制作解放席、名古屋東京それぞれメール来るもどちらも落選。1ツアーで3回落選の憂き目をみる。
 
正直これはちょっと堪えた。
 
 
 
かくして、とうとう2014年はNO生嵐で過ぎていった。
 
 
 
 
 
さらに記憶を過去に伸ばすと、2013年はプライベートがそこそこ忙しく、NOTアラシゴトで何回上京したか…だったが、肝心のツアーは全滅。
 
友人から救済の連絡をもらったけれど、仕事の都合が付かないから、ムスメ分だけ譲っていただくことに。   
 
発売されたアルバムの翔ソロはあまりに私好みで、これを生で聴くことが叶わないなんて、と思ったら本当に哀しくなり、数日封印。
 
追い討ちをかけるように届いたのは嵐からの宿題…
 
そう、れっつ おどろう ゔぉくらと えんじょい LOVE FUNKY DANCE。
 
 
 
棒人間のレクチャー画像はともかく声に萌える、と皆が盛り上がる中、だって行けないもん覚えたってしょうがないじゃない、と、完全に拗らせた私は動画を観る気になれずにいた。
 
それでなくても体育は2スポーツテストは級外のリアル運動音痴。
 
相葉×櫻井、そうつまり、覚えない×踊れない。
 
(かなり失礼)
 
覚えたってしょうがない。
 
 
 
そんな私の前にどんぶらこっこと流れてきたのが、ちひさんの動画だった。
 
chapter 0に記した通り、それ以前から"お茶の間AAAファン"だったので、ひっそりコミュに入り、イベントの度に楽しげな様子を遠巻きに見て、動画も繰り返し観ていたから、いつものように再生した。
 
 
 
余談だが私はほとんどYou Tubeを観ない。
 
基本音を出さずにiPodやパソコンを使っているので、動画を観るためにはヘッドホン装着しなければならないのも理由だが、それ以前に画面をずっと見ているのが苦手なのだ。
 
テレビはBGM、嵐さんの番組でなければほぼ観ない。
 
ついでのように告白すると、ピカ☆★☆ンチBRをまだ1秒たりとも観ていない(←)
 
You Tubeで観るのは、ちひさんのダンスときくさん(@intergalacticeg)のピアノとうずらさん(@uzura12)の文字起こしだけである。
 
 
 
話を戻すと、FUNKYの(わかりにくい)フリ解説を、非常にわかりやすく見せてくれたちひさんの動画。
 
本家を観ずに繰り返し繰り返し観て、観ているうちにちょっと覚えてみたくなって、本家の棒人間も観てイケボに悶えて(笑)、たぶんひとの3倍くらい時間をかけて、どうにかこうにか踊ってる真似ができるようになった。
 
もうひとりの自分は、それ覚えたところで…と冷笑していたけれど。
 
 
 
 
 
ミラクルが待っていたのは11/29、ミュージックステーション
 
開局55周年記念の3時スペシャル。
 
後から聞いたところではどうやら番協さんがどこかで洩らして、この日のライブでやる(らしい)と噂になっていたというが、全くそんなことは知らず、NO予備知識で観た。
 
 
 
まさかのスケスケで爆笑したあと、ちょっと懐かしい曲をしんみり聴いていたらいきなり始まったFUNKY!!!!!
 
 
 
え?
 
なんで?
 
ファンしか知らないアルバム曲のしかも課題曲(違)??!
 
 
 
…と動揺しつつ、もちろんペンライトなぞ用意していないから目の前にあったテレビのリモコンを掴んだ。
 
 
 
番協さんたちの必死の形相…
 
後ろに嵐さんがいても決して振り向かず踊り切る女子…
 
鬼特訓したんだろうな、なんて思いながら。
 
 
 
無駄と思いつつちひさんの動画で覚えたFUNKY DANCEを、テレビの画面越しとはいえ嵐さん一緒に踊ることができた。
 
 
 
無駄だけど、無駄じゃなかった。
 
夢だけど、夢じゃなかった。
 
(傘を持って庭を歩いていると想像されたし)
 
 
 
 
 
およそ泣かない可愛げない系なのだが、あの時はリモコン片手に踊りながら泣いた。
 
そして、画面越しとはいえ、嵐さんと一緒に踊る、という、この企画の一端に乗れたことが嬉しく、楽しくて笑いながら泣いた。
 
テレビ的に果たしてどうなのという選曲(←言い方)をしてこの機会をくれた嵐さんにも、覚えてみようという気持ちにさせてくれたちひさんにも、全力でありがとうを伝えたくなった。
 
残念ながら嵐さんに直接思いを伝えることはできないが、ちひさんにはTwitterでメンションを送り、暑苦しいほどにあふれる思いの丈をお伝えした。
 
それをガシッと受け止めてくれたのがとにかく嬉しくて、もう絶対次の機会は躊躇わずに会いに行こう、と心に決めたのだった。
 
 
 
ところでこの年(2013年)は最後の最後にミラクルが待っていて、東京D最終日に入れることになった。
 
はっきり決まったのは直前、金曜日の夕方だったと思う。
 
札幌で嵐会を開いた時以来mixiでお付き合いのある、若いJ担さん。
 
東京の端っこに宿(ムスメの部屋)があるのをいいことに、高速バスで土曜日に前乗り、日曜日ドームから夜行バスで帰る強行スケジュールとなったが、ミラクルの上書きをするようなアリーナ席やや見切れ寄りで、5人を肉眼できっちり観られた。
 
なにしろペンライトしか持っていなかったのだが…ちひさん動画仕込みのFUNKYもばっちり付いていけた。
 
(そう思ってるのはお前だけだよ。)
 
 
 
 
 
しかし、ミラクルはそう度々は起きない…らしい。
 
冒頭に書いた通り、2014年はNO生嵐。
 
一方で個人的にはかわいい嫁ちゃんがかわいい僕ちゃんを産んでくれて、そう、つまり孫なのだが、おそらくこの年代の、子を持つ母としてはたいへんありがたく幸せなできごとで、嵐さんに逢えない嘆きのなかで、きっと今年の幸せは全部ソータ(←孫)に集まっているのだ…とも思っていた。
 
 
 
比較的打たれ強いので割り切って日々を過ごしてはいても、生嵐不足は否めない。
 
そんな中で一縷の望みはAAA名古屋開催のお知らせだった。
 
ラッキーなことに休みの土曜日。
 
名古屋なら日帰りできるしなんなら車で行ける…!
 
絶対行く。
 
そう心に決めていた。
 
(AAA経由でアメブロTwittermixiと追いかけてきてくれたYちゃんの存在が心強かったのは間違いない)(多謝♡)
 
 
 
 
 
AAAからはその後今回のイベント後活動休止とのお知らせが。
 
なんと、これが最初で最後(仮)の参加になってしまうかもしれない…?!
 
エントリー開始はちょうどムスメの成人式当日、ありえない時間からお支度のため、自力では申し込めないかもしれないと、Yちゃんに全てを託す。
 
(ちょっぱやでエントリーありがとでした!)
 
 
 
それからの私、正直嵐さんライブ前よりも気合が入っていた。
 
 
 
冬物のセールでうっかり赤いニットワンピを買い
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(これは当日の天気予報を見て翌日にスライド。暑くなっても脱げないから)翌日の予定がなくなったのをいいことに日帰りも車もやめてホテルを予約し1年3カ月ぶりに美容院に行きパーマもかけ、翔さんといえば迷彩だろ?とカモフラ柄のスカートを買い
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ついでに白のVネックも買った(笑)
 
 
Yちゃんとも初めての対面なので、自分の趣味を押し付けるべくバネポーチを縫い縫いし(ミシン出せないから全部手縫いの低クオリティ)
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いそいそと荷造りし…。
 
当日は開場1時間以上前に最寄駅で待ち合わせる手筈に(←なるべく前に行きたいチームこつぶ)
 
 
 
地味にテンション上がるのを抑えきれなかった直前1週間。
 
職場での悶々をどうにか自力で解決し、なかなかの爽!快!感!!を持って出発した。惜しむらくは、かわいこちゃんを連れて行くのを忘れたこと…写真撮るときに登場させるつもりだったのに…orz
 
 
(かわいこちゃん↓)
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本社の駐車場に車を置いて駅へ。
 
一泊なのになんだか荷物が多いのは何故だろう。そもそもバッグが重い。
 
しかも慣れないスカート、足元スースー。
 
JR在来線豊橋へ、そこから名鉄で金山→地下鉄で栄へ。
 
ここでYちゃんとお友だちのYちゃん(ややこしい)待ち合わせ…のはずが、Yちゃん1人で登場。
 
初対面ながら駅でハグハグするおb…おねえさん2人。
 
で、Yちゃんは?
 
…なにやら遅れて出発になったらしい。(あとでいろんな人にネタにされていた)
 
 
 
開場時間にはまだしばらく間があるけれど、とりあえず向かう。
 
大荷物のまま。
 
 
 
会場はすぐに分かった。
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おそるおそる階段を上がり…誰もいない……クロークを覗く。
 
段ボール、スーツケースが数個。
 
…下りる。
 
 
 
 
 
外に出てYちゃんが見つけたのがAらば会のfさん。
 
昼ごはんを食べなくては、な我々は筋向いのコーヒースタンドに入り、THE名古屋式モーニングを享受する。
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食べ終わり、会場に戻ると、階段に参加者の皆さまが。
 
fさんの気遣いで先頭に立たせていただいた。
 
Aらば会のOさん、Sさん、遠方からの参加者の皆さま。(我々もそれなり遠方?)
 
…会場では最終リハ?の真っ最中、全力で音漏れが聴こえてくる。
 
おしゃべりしたところで聴こえてくる。
 
でもそれがLOVEコンの超絶お気に入りコンボだったので♡♡♡
 
期待でドキがムネムネ(←古)
 
無駄に大きい胸が(をい)張り裂けそうだ。となりのYちゃんはすっかり無口だ。
 
 
 
気がつくとかなりの人数が階段に並んでいるようで、3階下から少し上昇して時間になるのを待つ。
 
 
 
そして開場。
 
受付1番乗りすんません…シリアルナンバーは6。
 
リストバンドの止め方はわかんないし、ゆるく止めすぎて脱げちゃうし、敷物忘れてくるし、うっかりスカートだからどうやって座りゃいいのか分かんないし(笑)、うっかり最前列ど真ん中に陣取っちゃうし、荷物置きに行ったら慌ててドリンクチケットLOSTしかけるし…もうボロボロ。
 
 
 
画面の中で見慣れたツナギ姿の女子3人。
 
おお、あれがまーてぃんさん、こっちがりきさん、んであの半脱ぎ(言い方)が…ちひさんっ!!!
 
 
(chapter 2に続く…)