精密検査ふたたび

職場で社保に加入しているのだが、自己負担ながら毎年5月か6月に定期健診がある。

9年前、生命の危険を感じる程度に肥満で高脂血症だった私は、内服薬での治療がうまくいかず(副作用が出やすい)最終的には食生活を180度転換することで大幅に減量するとともに中性脂肪の値も1/4にまで落とした。
LDLコレステロール値も正常範囲まで下がっていたが、一昨年からまた赤字(基準値超えの145)になり、体重はほぼ増えてないし肉類も卵も食べないのにな、と思っていたが、昨年初めて甲状腺の触診で引っかかり、精密検査になった。
触診で、と書いたが、実際は診察の椅子に座って首を見たドクターが「あ!」と言ったくらい、見るからに甲状腺の肥大があったらしい。
本人はどこに甲状腺があるのか(首なのはわかるけど)さえ認識していないので、腫れてるの気付かなかった?と聞かれても「さぁ?」とぽかーん。
昨年はさらにLDLコレステロール値が上がって175(基準値70〜139)だった。
甲状腺のエコー検査ではやはり甲状腺肥大、コブもあると。血液検査の結果、マイクロゾームが25600(基準値100未満)他の3項目は基準値内。今のところ問題ないので1年後再検という回答が届いた。

そして今年、健診の前に手回し良く再検の通知が来ていた。
LDLコレステロールは相変わらず173と高値。
あとはヘマトクリット赤血球が基準値超えなので(笑)、やはり血液も無駄に濃いらしいことがわかる←

さて、本日午後から予定通り甲状腺の再検。
採血のあとエコー検査。
が、去年のデータを見ながらなのか、何度も同じところに当ててちょっと首を傾げながら画像を撮っている(昨年の倍くらい時間をかけていた)
その後診察。
ドクターが甲状腺と思われるあたりをグリグリ押して「痛くないですか?」と詰問調に聞いてくるが、そりゃその強さで押されたらちょっとは痛いっすよ…。
疲れやすくないですか?と聞かれればまぁ疲れるのは疲れるけどそれが病的なのか加齢によるものなのか自分では分かんないっすよ…。

画像見ながら
「大きくはなってないけど、ちょっと輪郭がはっきりしない…まぁ橋本病だと埋もれてることも多いからはっきりしないケースも多いんですが」
…ちょちょちょちょい待て?
俺それ聞いてないぞ橋本病なのか俺?(笑)

…専門の開業医に診察してもらってください〜と健診センターから捨てられ(←言いかた)血液検査の結果とともに紹介状とデータを送ってくれることになった。
その紹介予定の内科が糖尿病専門医ってHPに書いてるんだけども。
診察科目に内分泌科とあるからいいんだろうけども。
んっと、だいじょーぶかこれ(笑)

で、ドクターうっかり発言だが、まぁ甲状腺の腫れと言われた時点で調べて、もし病気があるとしたらコレだなと当たりはつけていたのでさほど、いやまったく動揺もなく。
むしろ、LDLコレステロール値が上がった原因がそこにあればいいなとすら思っている。
(父方は心筋梗塞、母方は脳梗塞が非常に多いので、血圧は低すぎるけど高脂血症はとても恐れている)

そんなこんなで、血液検査の結果が来たら、内科にかからなければならないようである。
めんどいけど、元気じゃないとアラシゴトもできないからねぇ。
うん。

そういえば今日の採血ナースめっちゃ上手だったな。
全然痛くなかったし、採血後の出血も微量ですぐに止まったし。
採血してくれる方がみんなこのレベルだととってもありがたいんだけど、まぁ、無理よね。